最後のユニコーン

グリフィン、ペガサスと紹介しましたので、今度は、ユニコーンです。

ユニコーン&ユニコーンベビー

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もしかしたら、ユニコーンの方が、ペガサスよりも、ファンタジー小説に出しやすいのか、出てくる率は高いかもしれません。主役というよりも、脇役にちょっことでて、色をそえるといった感じに。

ペガサスのところで紹介した、ナルニア国物語「さいごの戦い」では、王様の相棒として出てきました。
ロバート・アスプリンの「マジカルランド」シリーズでは、戦闘用ユニコーンというのがでてきます。伝説のユニコーンでは、純真な乙女しか触れられないというのに、関係ないですね。主人公は、とあるいきさつから手に入れるのですが、本来の役目はほとんどせず、主人公のペットのドラゴンの遊び相手になってます。

「最後のユニコーン」という物語は、そういう意味では、正統派のユニコーンの物語かもしれません。

「最後のユニコーン 」ピーター・S. ビーグル (著)

いつのまにか、ひとりぼっちになったユニコーンが仲間を探しに旅に出る話です。
旅の仲間に人間がなりますが、いわゆる敗者の人間達、皆、心に傷をかかえてます。

昔に読んだ小説なので、結末もなにも全然、覚えておりません。
なんとなく、こんなシーンがあったというのは思い浮かぶのですが、小説のラストが思い浮かばない。

ファンタジー小説としては、かなり評価の高い作品らしいですが、ちょっと自分の好みからはずれていたかもしれません。

美しさ、はかなさが好きな方には好みにあう小説かもしれません。

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