companion200809_t.gif ジュウシマツ



ジュウシマツ
イラスト:わたなべふみこ
 
 
ジュウシマツ【十姉妹】
Lonchura striata var. domestica
Bengalese
スズメ目カエデチョウ科
大きさ:約11cm

中国南部原産のコシジロキンパラを原種として、日本で改良され飼い鳥になった鳥です。近縁種ギンバシとの雑種から作られたという説もあります。野生では、ジュウシマツという種は存在しません。

純白のものを白十姉妹、白色で背のみ褐色のものを小斑十姉妹、全身が赤褐色のものを猩々十姉妹、頭のてっぺんが逆立ったものは、梵天、胸が逆立ったものを千代田、梵天で首の周囲が逆立ったものは大納言というそうです。

江戸時代中期から、"じうしまつ"の名で知られているそうです。

とにかく、巣の中に入るのが好きな鳥で、繁殖期でなくても、巣を入れておくと、夜寝る時に入ってます。また、同じ小屋などに多数ジュウシマツがいる状態で、巣もたくさん用意しても、おしあいへしあい一つの巣に入ろうとします。

参考文献:「世界鳥名事典」(三省堂)、鳥の飼育大図鑑(ペットライフ社)