ジュウシマツ
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イラスト:わたなべふみこ |
ジュウシマツ【十姉妹】 Lonchura striata var. domestica Bengalese スズメ目カエデチョウ科 大きさ:約11cm 中国南部原産のコシジロキンパラを原種として、日本で改良され飼い鳥になった鳥です。近縁種ギンバシとの雑種から作られたという説もあります。野生では、ジュウシマツという種は存在しません。 純白のものを白十姉妹、白色で背のみ褐色のものを小斑十姉妹、全身が赤褐色のものを猩々十姉妹、頭のてっぺんが逆立ったものは、梵天、胸が逆立ったものを千代田、梵天で首の周囲が逆立ったものは大納言というそうです。 江戸時代中期から、"じうしまつ"の名で知られているそうです。 とにかく、巣の中に入るのが好きな鳥で、繁殖期でなくても、巣を入れておくと、夜寝る時に入ってます。また、同じ小屋などに多数ジュウシマツがいる状態で、巣もたくさん用意しても、おしあいへしあい一つの巣に入ろうとします。 参考文献:「世界鳥名事典」(三省堂)、鳥の飼育大図鑑(ペットライフ社) |