ベニスズメ
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イラスト:わたなべふみこ |
ベニスズメ 【紅雀】 Amandava amandava Red Avadavat スズメ目カエデチョウ科カエデチョウ亜科ベニスズメ属 大きさ:約9cm インド・パキスタン・ミャンマー・インドシナ・ジャワ島からティモール島に分布。スマトラ島・シンガポール・ルソン島・海南島・ハワイ・フィジーには人為的に分布。日本でも川原や湿地などで繁殖するものがいるそうです。 野生種は、主に葦などが茂る川原、湿地などに生息、森林内の伐採跡地などにも住むそうです。 学名・英名は、インド西部の都市アーメダバードにちなむそうです。かって、ここから、ヨーロッパに大量に輸出されたことからです。 日本では、江戸時代から飼い鳥として輸入されていたそうです。繁殖期のオスは、全身が赤くなり白斑が散らばります。漢名で"梅花雀"というそうですが、この白斑を梅の花弁とみたてたのことらしいです。ただ、非繁殖期はメス同様地味な色彩になるそうです。 飼料は、フィンチ用配合、青菜、ミネラル、繁殖期には、昆虫、稲科の穂、発芽種子なども与えるそうです。 営巣が始まったらそっとしておいたほうがよいそうです。へたに巣の中をのぞいたりすると中止してしまうことがあるそうです。 参考文献:「世界鳥名図鑑」(三省堂) 「鳥の飼育大図鑑」(ペットライフ社) 『鳥名の由来辞典』(柏書房) |