ボタンインコ
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イラスト:わたなべふみこ |
ボタンインコ【牡丹鸚哥】 Agapornis lilianae Nyasa Lovebird オウム目インコ科 全長約14cm 野生は、アフリカのタンザニア南部・モザンピーク北西部・ザンビア東部・ジンバブェ北部に分布。 標高600~1000mの高地の谷あいなどのアカシアやモペインの林に生息します。 初めてイギリスに輸入されたのは1926年で、短時間でヨーロッパや日本に広まりました。 近縁種との交雑、色変わりへの傾倒、さらには野生種の激減などにより次第に見られなくなりました。 ボタンインコと呼ばれている4種(キエリクロボタン、ルリコシボタン、クロボタン、ボタンインコ)のなかでは、本種は名称のわりに実態はほとんど知られていません。 「IUCNレッドリスト」準絶滅危惧種 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)「鳥の飼育大図鑑」(ペットライフ社) |