8月・オナガ
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イラスト:折笠由香利 |
オナガ【尾長】 Cyanopica cyana Azure-winged Magpie スズメ目カラス科 全長:34~39cm 尾が長い(20~23cm) 本州の東半分に生息し、関東地方と長野県に多い。 日本海側では北陸地方と岐阜の一部。 かっては九州・関西にも生息していたが、現在は見られない。 見られる主な所は、市街地から山地の林や公園、屋敷林など。 昆虫・クモ・ミミズ・果実・種子や小鳥の雛・卵などを食べる。 秋冬には、餌台を用意しておくと、来ることもあります。 鳴き声は、「ギューイ」とか「ゲー」という声で、おせいじにもきれいな声ではありません。 集団で行動することが多く、昔、カラス1羽に対して、5、6羽で追っかけていたのを見たことがあります。 英名は、空色の翼をもつカササギという意味です。 昭和43年、東京100年を記念して、世田谷区の鳥になりました。 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版) |