11月・アカゲラ
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イラスト:折笠由香利 |
アカゲラ【赤啄木鳥】 Dendrocopos major Great Spotted Woodpecker キツツキ目キツツキ科 全長:24cm 留鳥として九州以北に生息 見られる主な所は、平地から山地の林 主に昆虫類やその幼虫を採食する。冬には木の実も食べる。 木の幹を嘴でつっつき、木に皮の内側や中にいる虫をひっぱり出して食べます。舌は長く頭蓋を巻くように納められています。長い舌を納めるためではありますが、木をつっつく衝撃を保護しているらしいです。 江戸時代中期から"あかげら"の名で知られています。後頭部と下腹部が赤いことからつけられたと思われます。(雌は後頭部に赤色はありません。)「けら」はキツツキの古名「けらつつき」の略とされていますが、鳴き声によるのかもしれないとのことです。 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版) 『鳥名の由来辞典』(柏書房) |