10月・ムクドリ
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イラスト:折笠由香利 |
ムクドリ【椋鳥】 Sturnus cineraceus Grey Starling スズメ目ムクドリ科 全長:約24cm。 留鳥または漂鳥として九州以北に生息。南西諸島には冬鳥として渡来する。 見られる主な所は、平地から山地の市街地、農耕地、川原、芝地、疎林など。 食べるものは、昆虫類やその幼虫、冬は木の実なども食べる。 市街地の並木などに夏から秋にかけて数千羽でねぐらをとることもあり、糞や騒音が問題となることもあります。 人家の戸袋に巣を造り、子育てをすることもあります。 椋の実を食べるので"むくどり"と呼ばれたとされています。 「日米渡り鳥条約」「日露渡り鳥条約」指定種 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版)『鳥名の由来辞典』(柏書房) |