11月・ハギマシコ
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イラスト:折笠由香利 |
ハギマシコ【萩猿子】 Leucosticte arctoa Rosy Finch スズメ目アトリ科 大きさ:約16cm 多くは、冬鳥として九州以北に渡来 海岸から山地の岩場や農耕地、草地などで見られます。 草の種子、木の実などを食べます。 モンゴル・シベリア・アリューシャン列島。カナダ・アメリカに分布し、北方のものは、冬に低地あるいは、南に移動します。 江戸時代の前期から"はぎとり"として知られ、"はぎましこ""はぎすずめ""あはどり"と呼ばれるようになりました。 "はぎとり""はぎましこ"の語源は、腹部の赤紫色の斑がハギの花に似ているからです。 「日露渡り鳥条約」「日中渡り鳥協定」指定種。 参考文献:『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版) 『世界鳥名事典』(三省堂) 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』(山と渓谷社) 『鳥名の由来辞典』(柏書房) |