kisetsu201511_t.gif  11月・ヒガラ




ヒガラ
イラスト:折笠由香利
 
 
ヒガラ【日雀】
Parus ater
Coal Tit
スズメ目シジュウカラ科
大きさ:全長約11cm
留鳥または漂鳥として、屋久島以北に生息します。冬季に移動する個体が多いです。
平地から山地の針葉樹が多い林や、樹木の多い公園などで見られます。 主に昆虫類やクモ類で、草木の種子も食べます。

日本のカラ類ではもっとも小さいです。

さえずりが「ひんから」と聞きなしされたため、「ひがら」となったいう説があります。
「ひがら」の名は室町時代から知られます。



参考文献:『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版)  『世界鳥名事典』(三省堂)   『俳句の鳥・虫図鑑』(成美堂出版)