sekai200805_t.gif エミュー


エミュー
イラスト:ヨシコ
 
 
エミュー
Dromanius novaehollandiae
Emu
ヒクイドリ目エミュー科
全長:140~200cm  体重:36~45kg
オーストラリアの乾燥地に分布している
木や草、昆虫類を食べる

以前、テレビのドキュメンタリー番組で、エミューの謎の行動ということで紹介していました。
エミューはオーストラリアに生息しているダチョウーに次ぐぐらい大きな鳥です。定住はしていなく、大陸を動き回っていますが、その行き先に法則性がないということです。というのは、遠くの雨雲を察知し、その方向へ移動するとのことです。雨の後には、草が生えているからです。空を飛べる鳥ならば、翼を使って移動しますが、エミューは、ダチョウに次ぐ大きな鳥ですから、移動する時は、足を使います。その速度は、時速50km以上です。番組では、車で追っかけていました。
卵の暖めたり、子供の世話は、オスが行います。メスは、卵を産むとさっさとオスと別れます。

エミューは、食用としての価値もあるので、北海道網走市では、東京農大の協力のもと、地域の代表的な食材にしようとしています。