シロフクロウ
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イラスト:ヨシコ |
シロフクロウ Nyctea scandiaca Snowy Owl フクロウ目フクロウ科 全長52.5~70cm 北極圏の周辺に分布。ツンドラ地帯で繁殖。冬は少し南下します。 北極圏では主にレミングやホッキョクウサギなどの哺乳類やライチョウ・カモなどの鳥を捕食します。 全身が白色で、顔・喉以外に褐色斑を持ちます。雌の方が斑が多いです。雌雄ともに年齢が高くなるにつれて白さがまします。 シロフクロウは普通一夫一妻で、同じ相手と生涯つがうことが多いです。繁殖に成功するかどうか、得られる食べ物と、春の雪解けの時期しだいです。 「日米渡り鳥条約」「日露渡り鳥条約」「日中渡り鳥協定」指定種。 参考文献:「世界鳥名事典」(三省堂)「世界鳥類大図鑑」(ネコ・パブリッシング) |