フクロウオウム
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| イラスト：ヨシコ |
| フクロウオウム【梟鸚鵡】 Strigops habroptilus Kakapo オウム目インコ科 全長約64cm ニュージーランド南島とスチュアート島のみに分布。 標高1200m以下の川べりのコケむした森や森林限界上部の草原などに生息 果実、木の実、コケ、昆虫、トカゲなどを食す。 夜行性で、飛べないです。寿命は長いです。オウム類では一番体重があります。 ニュージーランド全土にいましたが、人間の上陸、入植、犬・猫の捕食で減少し、1927年には北島では全滅しました。 1976年には残ったオスがたったの１８羽だったそうです。その後、回復計画が実行され、残された鳥すべてが、捕食者のいない沖合の島に移し、保存管理者に管理されました。2005年に85羽になりました。 「種の保存法」国際希少野生動植物種。「IUCN レッドリスト」絶滅危惧ＩＡ類種。「ワシントン条約」附属書Ⅰ掲載種 参考文献：「世界鳥名事典」（三省堂）「世界鳥類大図鑑」（ネコ・パブリッシング） |
