クロツラヘラサギ
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イラスト:ヨシコ |
クロツラヘラサギ Platalea minor Black-faced Spoonbill コウノトリ目トキ科 全長約73.5cm 中国東北地区の一部と朝鮮半島南西部の島で繁殖し、冬は南に移動する。日本にはまれな冬鳥として少数が渡来 干潟、河口、マングローブ、水田、湿地、湖沼、池などで見られます。 サギ科ではないですが、一見、白鷺のようなので、サギと名づけられました。 以前は、稀な冬鳥で、ヘラサギのほうが多かったですが、最近は、ヘラサギの渡来数が減り、クロツラヘラサギの渡来数が増加しているそうです。(『山渓名前図鑑 野鳥の名前』より) 「レッドデータブック」絶滅危惧IA類種。「日中渡り鳥協定」指定種。「IUCN レッドリスト」絶滅危惧IB類種。「ボン条約」附属書I掲載種。 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版)『山渓名前図鑑 野鳥の名前』(山と渓谷社) |