ワタリガラス
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イラスト:ヨシコ |
ワタリガラス【渡鴉】 Corvus corax Raven スズメ目カラス科 全長:59~69cm 全北区のほぼ全域とインド北部・中央アメリカに分布 海岸から山岳地帯、北極圏から乾燥地帯までいろんなところに生息し、開けた海岸や山岳地帯に多いです。 雑食性ですが、動物質を好みます。 日本には、冬鳥として主に北海道北部に渡来しますが、数は少ないです。 和名は、冬に北海道へ渡来することに由来してます。 曲芸飛行をしたり、軽業のような誇示を見せたりします。 北欧神話では、最高神にて、戦争と死の神であるオーディンが、フギン(思考)、ムニン(記憶)という2羽のワラリガラスを使って、世界中からさまざまな情報を得ているといわれています。 「日露渡り鳥条約」指定種 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『世界鳥類大図鑑』(ネコ・パブリッシング)『フィールソガイド日本の野鳥』(日本野鳥の会) |