クサムラツカツクリ
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イラスト:ヨシコ |
クサムラツカツクリ【草叢塚造】 Leipoa ocellata Malleefowl キジ目ツカツクリ科 全長:約60cm オーストラリア南部 生息場所は、温暖でやや乾燥した森林や低木の藪に生息します。 雑食のようです。さまざまな種子をたべます。 落ち葉や枝、樹皮などで高さが60cmぐらいになる巨大な塚を作ります。そこの内部に卵を産みます。抱卵せず、塚の中の有機物の発酵熱で卵を温めます。温度の調節は雄が行います。 属名は、ギリシア語で卵を放棄する者の意味です。種小名は、ラテン語で目玉模様のある意味です。 英名は、アボリジニがマリーと呼ぶユーカリ属の低木林を好むことに由来します。Lowanともいいます。 「種の保存法」国際希少野生動植物種。「IUCN レッドリスト」絶滅危惧II類種 参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『世界鳥類大図鑑』(ネコ・パブリッシング) |